体重を早く減らすには「食べない」ことが最短の方法だと思っている方も
多くいると思います。ただ、長期的に減量後の体重を維持したい場合は
お勧めしません。自分の体験を踏まえてその理由を3つお伝えします。
理由①脂肪燃焼に必要なエネルギーが摂取できない
食べなければ体重は減ります。ところが、
体重が減って嬉しい!と思って次の食事をいつも通り食べてしまうと
あっという間にもとに戻ってしまいます。
理由は至ってシンプルで、食べたものを燃焼するのに必要な
エネルギーが不足するからです。
これを繰り返していると、食べなければいいという思考だけが
強くなって、最低限体を動かすだけのエネルギー摂取も難しくなり
理想の体重に近づくまでに時間がかかってしまいます。
理由②体力が落ちてやる気が減退する
慢性的にエネルギー不足になるため、通勤、通学など日常的な運動だけで
疲れてしまったり、仕事のミスや集中力が続かなくなったりします。
実際、私も食べないダイエットをしていた時は頭が回らなかったり
会社と家の往復だけで疲れてしまっていた記憶があります。
理由③いつも食べ物のことを考えるようになってしまう
空腹の状態が長く続くと、
「あれ食べたいな」とか「次の食事は何食べようかな」
など、食べ物のことが頭の中を支配するようになります。
支配する、というと大げさですが、食べ物への欲求が強くなってしまうのです。
私の場合は、空腹を頑張ってしまうと
「これだけ空腹に耐えたんだかたこれぐらい食べても大丈夫でしょ!」
と考えてしまい、結局次の食事で食べ過ぎてしまう・・・ということが
よくありました。
でも、理由①に書いた通りエネルギー不足なので食べたものが燃焼されず
体重が落ちない→もっと食べる量を減らしてしまう・・・①から③を繰り返す
負のループに陥ってしまうんです。
最後に、食べないダイエットをお勧めしない理由をまとめます。
①脂肪燃焼に必要なエネルギーが摂取できない
食べないことで代謝が落ちて脂肪が燃焼されないのでさらに食事量を減らしてしまう
②体力が落ちてやる気が減退する
日常運動でも疲れやすくなり、仕事のミスなどにもつながってしまう
③いつも食べ物のことを考えるようになってしまう
空腹が続くと食べ物への欲求が強くなり、逆に食事量が増えてしまうことがある
と、ここまで書いてきましたが「食べたら太る!」「運動は得意じゃない!」という方も
いらっしゃいますよね。
私も「食べたら太る」の思考から抜け出すには時間がかかり、もともと運動も
得意じゃありませんでした。
次回は、ダイエット中にお勧めの食べ物をお伝えします!